謎のアーティスト「バンクシー」の版画展 作品に反戦や平和のメッセージ 山梨・昭和町
謎に包まれたアーティスト・バンクシーの版画を集めた展示会が13日、昭和町のショッピングセンターで始まりました。
バンクシーは世界各地に作品を残す正体不明のアーティストです。
荒木キャスター
「オークションで世界的に注目された『風船と少女』など…およそ70点の複製版画を展示しています」
会場に並ぶ版画は長年、バンクシー作品の複製版画の制作に携わっているイギリスの工房が手がけたものでシリアル番号が入っています。
2003年パレスチナの建物に描かれた、武器の代わりに花束を投げようとする男性の姿や2022年、戦火のウクライナの壁に現れた、柔道着の子どもが大人を投げ飛ばしている様子など。作品の多くには反戦や平和へのメッセージが込められているとされます。
サロン・ド・ヴェール 行方憲一 代表取締役
「アートを通じてのメッセージをぜひ、みなさんに受け取っていただきたい。メッセージは見る方によってそれぞれ違うと思うので、みなさんの目で解き明かしていただきたい」
版画展は9月23日までです。