百貨店の売上高8.6%増で大幅改善 14か月連続のプラス “マスク”緩和で化粧品販売など好調
先月の百貨店の売上高は、マスク着用ルールの緩和で化粧品の販売が大きく伸びるなど、14か月連続のプラスとなりました。
全国の百貨店の先月の売上高は、前の年の同じ月に比べ8.6%増の4088億円と大きく改善しました。14か月連続のプラスです。
マスク着用ルールの緩和を受けて口紅などの化粧品の販売が好調だったほか、インバウンドの客数がコロナ禍以降、初めて20万人を超え、免税売上高も前年の3倍以上に伸びました。また、店内の食堂利用の伸びが大きかったことや、ゴールデンウイークを控え旅行用品の販売も好調だったことも、売り上げの増加に寄与しました。