27日の東京株式市場で、日経平均株価は値を下げました。終値は26日に比べて160円48銭安い3万2538円33銭でした。

投資家の間で、FRB＝アメリカ連邦準備制度理事会が利上げを続けるとの見方が強まり、景気悪化への懸念が広がっていることから、前の日のニューヨーク株式市場では、主要な株価指数が下落しました。その流れを受けて、27日朝の東京株式市場でも売り注文が優勢となりました。

また、半導体関連など、大幅に上昇していた銘柄では、利益を確定する目的の売り注文も膨らみました。日経平均株価の下げ幅は、一時、400円に迫りました。

その後、値下がりした銘柄に買い注文が入るなど、株価の下げ幅を縮小し、この日の取引を終えました。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4387億円、売買高は概算で12億2720万株。