日経平均310円安 米株安など受け半導体関連で売り優勢
6月22日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに値を下げました。21日に比べて310円26銭安い3万3264円88銭でした。
前の日のNY株式市場で、ダウ平均株価など主要な株価指数が値下がりしたことなどから、21日朝の東京市場は半導体関連を中心に売り注文が先行しました。前の日、アメリカの中央銀行にあたるFRBのパウエル議長が、議会証言で年内の追加の利上げを示唆したことを受け市場に警戒感が広がりました。
一方で、日本株に対する根強い期待感から銀行株や商社株などに買い注文も入り、日経平均株価は、プラスに転じる場面もありました。
その後、半導体関連の銘柄などを中心に利益を確定する目的の売り注文が膨らみ、日経平均株価は値を下げて取引を終えました。
東証プライムの売買代金は、概算で4兆940億円。売買高は、概算で14億5273万株。