日経平均335円安 一時年初来高値更新も株価指数先物にまとまった売り注文で下げ幅拡大
19日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げました。終値は先週末に比べて335円66銭安い3万3370円42銭でした。
円相場が1ドル=142円に迫るなど、外国為替市場で円安ドル高が進み、日経平均株価は取引開始直後、今年の最高値を上回りました。日銀が先週、低金利を導く今の金融政策の継続を決定したことから、アメリカとの金利差が意識され、円が売られ円安が進みました。
午後に入り、株価指数先物にまとまった売り注文が出たことをきっかけに下げ幅が拡大しました。株高による利益確定売りへの警戒感もあり、下げ幅は一時400円を超えました。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6722億円、売買高は概算で13億1368万株。