7月貿易収支 2か月ぶりの赤字 輸出額が29か月ぶり減少
ことし7月の日本の貿易収支は、輸出が29か月ぶりに減少し、2か月ぶりの赤字となりました。
財務省が発表した7月の貿易収支は、輸出が8兆7250億円輸入が8兆8037億円で、輸入額が輸出額を上回り787億円の赤字となりました。赤字は2か月ぶりです。
輸出は、半導体不足の解消などで自動車の輸出額が去年の同じ月と比べ3割増え、過去最高となりました。一方、半導体などの輸出は減り、輸出額全体は29か月ぶりに減少しました。
輸入では、高騰していたエネルギー価格が落ち着き、石炭やLNG=液化天然ガスなどは去年の同じ月と比べ4割以上減少しました。