日経平均反落、一時800円下げ ヨーロッパの政治情勢やアメリカの景気減速を懸念
17日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に値を下げ、先週末比712円12銭安い、3万8102円44銭で取引を終えました。下げ幅は一時800円を超えました。
ヨーロッパの政治情勢やアメリカの景気減速への懸念を背景に、東京市場では運用リスクを回避する売り注文が優勢となりました。
また、日銀の植田総裁が14日の金融政策決定会合後の記者会見で、長期国債の買い入れ減額の規模感について「相応の規模になる」と述べたことから、日銀による政策修正観測や、外国為替市場で前週末に比べて円高ドル安が進んだことも相場の重荷となりました。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6272億円。東証プライムの売買高は15億7082万株。