【速報】ガソリン平均価格 過去最高更新…185円突破
レギュラーガソリンの全国平均価格が、185円60銭となり、1990年からの調査開始以来、過去最高の高値となりました。
経済産業省によりますと、今週月曜日時点の全国のレギュラーガソリンの平均価格は先週に比べ1円90銭高い1リットルあたり185円60銭となりました。値上がりは15週連続で、過去最高の高値となります。
政府が、ガソリン価格の負担軽減策として実施している補助金の補助率が段階的に縮小されていることが主な要因です。
こうした状況を受け、政府・与党は、「ガソリン補助金」を拡充し全国平均で1リットルあたりの価格を175円前後に抑える方向で最終調整しています。
ある政府関係者は、「補助金をいつまでも出し続けることはよくないが、首相が指示されたのでやるしかない」と話しています。
一方、別の政府関係者は、「地方の方々にとっては、ガソリン価格の高騰はダメージが大きく、放置するわけにはいかなくなった」と話しています。