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TPP交渉2日目、「日本セッション」開催

2013年7月24日 18:48
TPP交渉2日目、「日本セッション」開催

 TPP(=環太平洋経済連携協定)交渉参加2日目の24日午後、日本に向けた特別な協議「日本セッション」の場が設けられている。

 「日本セッション」とされる会合では、交渉の経過などTPP交渉の全体像について説明が行われている他、鶴岡首席交渉官らが日本の主張も伝えているとみられる。米や砂糖などの農産品の関税が日本にとっての焦点だが、関税に関する分野の作業部会は今回の会合ではすでに終わっているため、そういった分野では、「日本セッション」が情報把握の貴重な場となる。

 また、日本の政府交渉団から現地を訪れている業界団体などに向けて説明も行われたが、具体的な交渉の内容については話されなかったという。

 経済団体連合会・上田正尚副本部長「(Q思ったより情報が出てこない?)なかなか厳しいと思います」

 日本養豚協会・遠藤啓介副会長「まだ全然。テーブルはこれからですから」

 「日本セッション」は25日も行われ、今後の交渉戦略作りに反映される。