日経平均28円高 終値1万4484円
1日の東京株式市場で、日経平均株価は小幅に値を上げ、終値は前日比28円92銭高の1万4484円72銭。
1日朝の東京株式市場では、取引開始前に発表された日銀短観で、大企業製造業の景況感が3期連続で改善したことから、買い注文が先行した。また、円相場が円安に傾いたことや、先月30日に株価が300円以上下げた反動による買い注文も株価上昇の要因となった。
午後は、アメリカの財政問題が長引くとの懸念から売り注文が出て、株価の上げ幅は縮小する場面も見られた。しかし、安倍首相が消費税率の引き上げを表明すると、好意的な見方による買い注文が優勢となり、株価を支えた。注目のイベントが続いたが、日経平均株価は、下げに転じることはなかった。
東証1部の売買代金は、概算で1兆9283億円。売買高は、概算で27億9444万株。