"外食のラーメン支出額“ 新潟市が“日本一奪還”へラストスパート ラーメンで街を回遊 新潟の“玄関口”でクーポン券配布 市の魅力もアピールへ 《新潟》
ラーメンをきっかけに新潟の魅力を発信しようというイベントが行われています。さらに主催者が口にしたのはあのランキングの王者奪還への意気込みでした。
新潟市で始まった「にいがた2km ぐるっとグル麺」。
ラーメンを食べて新潟駅から古町を結ぶ「にいがた2km」を巡ってもらうというイベントです。
参加する20店舗を3つのエリアに分け、ラーメンを食べてシールを集めると豪華な賞品が当たります。
〈参加のラーメン店〉
「新潟のラーメンは全国的にはアピールしきれていないところもあります。こちらのキャンペーンを通じて新潟のラーメンの魅力、また新潟市の魅力をアピールできたらいいなと思っています」
そして主催者が口にしたのが…
〈万代シテイ商店街振興組合 高井俊幸理事長〉
「今回ラストスパートで新潟市が1位を取り返そうということをフックにして盛り上がっていきたい」
ラストスパートで1位。
それが、毎年2月に発表される総務省の家計調査です。
外食におけるラーメンへの支出額の年間平均で山形市と王者を争う新潟市。イベントが開かれているこの2か月間で3年ぶりの王者返り咲きを狙っています。
新潟市の鉄道の玄関口、新潟駅ビルのCoCoLo新潟とバスの玄関口、万代シテイ・バスセンターに設置されたこの大きなパネル。
実は、ある仕掛けが……
「キタカタ。“風伯”とか“無尽蔵”。大盛無料か150円のトッピングサービスでした」
参加する20店舗のいずれかで使えるクーポン券です。
どの店かはめくるまで分かりません。
<訪れた人>
「ワクワクしますね」
「普段行かないようなところでもこれがあったら行ってみようかなとか」
「このごろ寒いときもあったので、ラーメン」
〈万代シテイ商店街振興組合 高井俊幸理事長〉
「我々が普段、動き回っているエリアを一歩抜け出したところでまた違うものを発見できる。こういうことが回遊に繋がっていく。これが新潟の駅から始まるシャワー効果で拡大につながっていくんじゃないか」
ラーメンが街の活性化、さらに新潟の魅力発信に繋がっていきそうです。
イベントは12月31日までです。