村田製作所 3工場の稼働停止続く 能登半島地震の影響は30~50億円の見通し
能登半島地震から1か月が経ちましたが、北陸に生産拠点をもつ村田製作所は被災した13工場のうち、現在も3工場が稼働を停止しています。地震の影響はおよそ30億から50億円となる見通しです。
村田製作所は石川、富山、福井の3県に電子部品などを生産する13の工場があります。
地震後は全13工場が稼働停止となりましたが、先月11日までに10工場は生産を再開しました。
残る3工場も復旧を急いでいますが、震源に近い石川県穴水町の工場は建物や設備の損傷が大きく、再開は5月中旬以降になる見通しです。
村田恒夫会長は「別の工場での代替生産などを行い、大きな影響が出ないようにしているが、震災への対応費用として30億円から50億円程度かかるとみている」と説明しました。
ただ、全体としてはほぼ影響はないとして通期の業績予想は据え置きました。
村田製作所は石川、富山、福井の3県に電子部品などを生産する13の工場があります。
地震後は全13工場が稼働停止となりましたが、先月11日までに10工場は生産を再開しました。
残る3工場も復旧を急いでいますが、震源に近い石川県穴水町の工場は建物や設備の損傷が大きく、再開は5月中旬以降になる見通しです。
村田恒夫会長は「別の工場での代替生産などを行い、大きな影響が出ないようにしているが、震災への対応費用として30億円から50億円程度かかるとみている」と説明しました。
ただ、全体としてはほぼ影響はないとして通期の業績予想は据え置きました。