２２日、「北海道電力」が申請した電気料金の再値上げが妥当かどうかを有識者らが審査する委員会に北海道・高橋道知事が出席し、北海道電力にさらなる経営努力を求めた。

　２２日に経産省で行われた委員会には高橋知事も出席し、道内で行ったアンケートで９割以上の会社が「電気料金の値上げにより、経営に影響が出る」と回答したことや、「北海道から撤退する企業が出かねない」との意見があったことを紹介した。その上で北海道電力に対し、家庭や企業の負担を軽減するためのさらなる経営努力と道民への丁寧な説明を求めた。

　これに対し、北海道電力は、２３日から道内で説明会を行う考えを示した。

　委員会では今後も幅広く意見を聞き、北海道電力の値上げ幅が妥当かどうか審査する方針。