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健保組合全国大会 負担軽減訴える声相次ぐ

2014年11月26日 22:31
健保組合全国大会 負担軽減訴える声相次ぐ

 全国の健康保険組合の大会が開かれ、現役世代の重い医療保険料の見直しなど今の医療制度の改革を求める決議が採択された。

 健康保険組合は、現役世代から医療保険料を集め、現役の医療費に充てるほかに、高齢者医療制度にも資金を拠出している。高齢化で今後も膨れあがる医療費をまかなうために、政府は主に大企業に勤める社員などの保険料負担を重くすることも検討している。

 26日の大会では、保険料の負担が現役世代にとって重すぎるとして、負担の軽減を訴える声が相次いだ。また、医療費全体を抑えるために高齢者医療制度を見直す必要があるとの決議も採択された。

 スポーツ選手によるトークセッションでは、「医療を一定金額で受けられることは、日本が世界に誇れるもの」と、国民皆保険を維持する大切さにも話が及んでいた。