月例経済報告 景気判断「おおむね横ばい」
政府は今月の月例経済報告で、全体としては横ばいの状態が続いているとして景気の判断を据え置いた。
12月の月例経済報告は景気の現状について、「個人消費などに弱さが見られるが、緩やかな回復基調が続いている」と判断を据え置いた。
個人消費では消費マインドに弱さが見られる中で、新車販売台数や家電販売が持ち直していることから底堅い動き、横ばいになっていると判断した。一方、設備投資は前月の「弱い動きも見られる」から「おおむね横ばい」と上方修正したほか、住宅建設や生産も「下げ止まっている」と上方修正した。しかし、全体としては「おおむね横ばい」の状態だと分析している。