今年１月から３月のＧＤＰ（＝国内総生産）の成長率が、大幅に上向きに修正された。

　内閣府が８日に発表した今年１月から３月のＧＤＰ成長率の改定値は、その前の３か月に比べて実質でプラス１．０％、年率に換算してプラス３．９％となった。先月公表した速報値からは、年率で１．５ポイント大幅に上方修正された。

　個別にみると個人消費はプラス０．４％で速報値と変わっていない。一方、企業の設備投資は新しい統計結果を反映した結果、速報値のプラス０．４％からプラス２．７％へ大幅に上方修正され、これが全体の上方修正の大きな要因となった。

　内閣府は、設備投資の伸びについて景気はいい流れにあるとしている。