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月例報告 設備投資“持ち直し”に上方修正

2015年6月15日 22:27
月例報告 設備投資“持ち直し”に上方修正

 政府は今月の月例経済報告で景気全体の判断は据え置いたものの、「設備投資」について「持ち直しの動きが見られる」と判断を上向きに修正した。

 6月の月例経済報告では景気の現状について「緩やかな回復基調が続いている」として、先月までの判断を据え置いた。項目別に見ると、個人消費は4月に小売業販売額がプラスとなった一方、旅行や外食は横ばいで、家計調査がマイナスとなるなど調査結果にばらつきが見られる。

 一方、設備投資については今月発表された1月から3月までの法人企業統計がプラスとなったことなどから、これまでの「横ばい」から「持ち直しの動きが見られる」と判断を上向きに修正した。

 政府は景気の先行きについて、「原油価格の下落の影響や各種政策効果もあって、緩やかに回復していくことが期待される」としている。

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