NYダウほぼ横ばい 終値1万8285ドル
21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、発表された経済指標や決算が強弱入り交じる内容だったことから終日、売り買いが交錯する展開となった。
21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は前日比0ドル34セント高の1万8285ドル74セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は前日比19.05ポイント高の5090.79だった。
朝方に発表された新規の失業保険申請件数や中古住宅販売戸数などの経済指標が市場予想より悪い内容だったことから一時、売り注文が先行した。
一方、家電量販店のベスト・バイの決算が市場予想を上回る内容だったことと、原油の先物相場が上向いたことなどを受け、小売りやエネルギー関連株を中心に買いが入った。
結果、この日は終日売り買いが交錯する展開となり、ダウ平均株価は、ほぼ横ばいで取引を終えた。