メガバンク3グループの中間決算 純利益揃って過去最高更新
メガバンク3グループの中間決算が発表され、この時期としての純利益が揃って過去最高を更新しました。
メガバンク3グループの今年4月~9月期の決算では、日銀の利上げや政策保有株の売却が収益を押し上げ、純利益は3グループが現在の体制になってからの過去最高を揃って更新しました。
経営トップらは会見で、石破内閣の政権運営や、アメリカのトランプ次期政権が日本経済に与える影響について語りました。
三菱UFJフィナンシャル・グループ 亀澤宏規社長
(米トランプ次期政権の経済への影響)「減税の延長とか拡大があるので、基本的には(米国の)景気の下支えになってくるだろうと」「そんなに極端な動きにはならないと思いますけど、円安への圧力というのは、アメリカ側からはかかってくるかなと思う」
三井住友フィナンシャルグループ 中島達社長
(日本政治の経済への影響)「少数与党として、野党の主張を取り入れながら、政権運営に当たる。財政健全化、この流れが若干停滞する、それが若干懸念点ではある」
みずほフィナンシャルグループ 木原正裕社長
(日本政治の経済への影響)「政局的に大きなリスクがあるかというと、あまり今のところ私はそんな感じはしていません」「民間として賃上げもふくめて、できる最大限をやっていくことが重要なんだろうなと」
下半期も好調な業績を維持できるかが焦点です。