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日中韓FTA 6回目の交渉終了

2015年1月17日 20:29

 日本と中国、韓国の3か国は第6回目となるFTA(=自由貿易協定)の締結に向けた交渉を終えた。貿易自由化の水準など大枠作りについては、次回の会合に持ち越される事になった。

 日中韓FTAの第6回目となる交渉は16日から都内で行われ、物やサービスなどの貿易円滑化や、関税撤廃に向けた交渉の方法などが議論された。今回は、どの程度の品目の関税撤廃を目指すのかなど交渉の大枠作りが期待されていたが、結局、結論は出ず、4月に韓国で行われる次の会合に持ち越される事になった。

 日中韓FTAの交渉は、開始から2年近くたっているが、各国の思惑の隔たりもあり、足踏み状態が続いている。