日立、イタリア企業の信号・鉄道事業を買収
日立製作所がイタリアの航空・防衛企業「フィンメカニカ」の信号事業と鉄道事業を買収する契約を締結したと発表した。
日立製作所・中西宏明会長「彼らも広いグローバルなオペレーションを持っておりますので、アジア・中東・インド・オーストラリア・アメリカといった幅広い展開ができるようになった」
日立製作所が買収するのは、イタリアの「フィンメカニカ」が持つ、信号事業と鉄道事業。フィンメカニカの信号事業は世界第2位のシェア。また、鉄道事業は150年の歴史があり、都市交通などの分野で高い競争力を持っている。
日立は、イギリスの高速鉄道の車両を受注するなど、海外の鉄道関連事業を強化していて、今回の買収で、鉄道システム事業の世界的なプレーヤーになることを目指す。