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冥王星に最接近後、初めての信号届く

2015年7月15日 14:09
冥王星に最接近後、初めての信号届く

 冥王星にアメリカの無人探査機が最接近し、NASA(=アメリカ航空宇宙局)は日本時間15日午前、最接近後で初めてとなる信号が届いたと発表した。

 NASAが9年前に打ち上げた無人探査機「ニューホライズンズ」は14日、冥王星から約1万2500キロの距離まで最も接近し、日本時間15日午前に、最接近後、初めての信号が届いた。最接近時に撮影された画像はこれから受信し、15日に公開になる見通し。

 最接近の前日に撮影された画像では、表面にハート型のような模様が見られ、NASAは「おそらく氷だ」と推測している。

 探査機は冥王星の詳しい地形や地表の物質などを観測したとみられ、NASAは「データが全て届くまで1年半近くかかる」としている。