“再生エネ”家計負担額が5月から倍増へ
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、家計が負担する額が5月分から倍以上に膨らむ事になった。
太陽光や水力など再生可能エネルギーで発電された電気は、政府が決めた価格で買い取る事が電力会社に義務付けられており、その費用は「賦課金」として電力料金に上乗せされている。
経済産業省は、今年度の再生可能エネルギーの買い取り費用は約9000億円と想定しているが、来年度は太陽光発電の導入拡大などにより、これが1兆8370億円に膨らむと想定していて、来年度の「賦課金」を倍増させる事を決めた。
電気代が月8000円程度の標準家庭で、負担はこれまでの225円から474円になり、5月分の電気代から反映される。