首相、福島視察し“再生エネ”支援策表明へ
安倍首相が今月末に福島県を訪れ、風力発電など再生可能エネルギーの活用を推進するための新たな支援策を表明することが、日本テレビの取材でわかった。
安倍首相は今月31日に福島県郡山市などを訪れ、風力発電や太陽光発電に関する最新の研究施設を視察する予定。その際に、再生可能エネルギーの開発事業者に対する補助金の上限額を引き上げるなど、新たな支援策を表明し、政府として再生可能エネルギーのさらなる活用を進めるための具体的な方策を示すことがわかった。
経済産業省が先月末に発表した2030年における電源構成、いわゆる「エネルギーミックス」の骨子案では、現在約11%にとどまっている再生可能エネルギーの比率を、原子力発電よりも高い22~24%に引き上げるとしている。