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電力4社、経産相に5基の原発廃炉決定報告

2015年3月19日 23:23
電力4社、経産相に5基の原発廃炉決定報告

 関西電力の八木社長ら電力4社の社長は19日、宮沢経済産業相を訪れ、計5基の原発の廃炉を決めたと報告した。

 関西電力、九州電力、中国電力と日本原子力発電の4社は18日までに、それぞれが保有する運転開始から40年前後たった原発5基の廃炉を正式決定し、19日、宮沢経産相に報告した。

 原発の運転期間は、福島第一原発事故後に改正された原子炉等規制法で原則40年とされていて、今回の廃炉決定は政府が13日に、古い原発の廃炉をしやすいよう電力会社の会計制度を変更したことを受けたもの。今後も廃炉される原発は増える見通しで、核のゴミの最終処分場をどこに作るのかなど、多くの課題を抱えている。