トヨタ自動車、メキシコに工場新設を発表
トヨタ自動車はメキシコでの新工場の建設と中国での生産ラインの新設を発表した。
発表によると、トヨタは年間生産能力が20万台規模の工場をメキシコに新設し、2019年からの稼働を目指す。今後、自動車市場の拡大が見込まれる北米地域向けに主力車種の「カローラ」を生産するという。
また、中国の広州にある工場に2017年末までに新たな生産ラインを増設し、年間で約10万台の生産拡大を目指す。
トヨタは収益体質改善のために2013年から工場の新設を凍結してきたが、需要の増加が見込まれる海外に新たな生産拠点をつくることで、競争力強化を図る。