円安加速 「1ドル=149円」迫る 「為替介入」焦点に
先週末、急速に円安が進んだ円相場は、17日も1ドル=149円に迫る水準で取引されています。市場では為替介入が行われるのかが焦点となっています。中継です。
週明けの円相場、現在は1ドル=148円台半ばで取引されていて、為替介入への警戒感でにらみ合いの展開となっています。
先週末、ワシントンを訪れた日銀の黒田総裁が「金融緩和継続」の姿勢を改めて示したことや、バイデン大統領が「ドル高」を容認する発言をしたことなども円安が進む要因となっています。
一方で市場では為替介入が行われるのかについて関心が集まっています。
鈴木財務相「投機等によって過度な変動があ った場合には、断固たる措置を とるという考えにいささかもかわりなく思っています。(Q:水準ではなく、落下速度と考えていいか?)ボラティリティ(変動幅)の問題ですね」
市場と政府・日銀との間で心理戦が続いています。