新国立競技場 財務相、国費負担に懸念示す
新国立競技場の総工費が2520億円まで膨らんだ問題で、麻生財務相は10日、新国立競技場のデザインを変更することは時間的に間に合わないとの見方を示した。さらに、国費による負担が増えることへの懸念を示した。
「極力、国費によらないで、税金によらないで」「国民負担というものはこれ税金ですから、そういった負担を増加させることがないよう」-麻生財務相はこのように述べ、新国立競技場の建設には東京都の財源やスポーツ振興くじの収益の一部をあてるなど国費にたよらないよう努力するべきだとしている。