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新国立競技場 選考のあり方検証を~文科相

2015年7月10日 14:35
新国立競技場 選考のあり方検証を~文科相

 新国立競技場の総工費が2520億円まで膨らんだ問題で、下村文部科学相は10日、当時のデザイン選考のあり方を検証する考えを示した。

 下村文科相「値段は値段、デザインはデザインと別々にしていたのなら、そういうこと自体はずさんだったということになる。そういう検証はすべきだと思う」

 下村文科相はこのように述べ、当初から1300億円の高額建設費が見込まれた建築家ザハ・ハディドさんの案を選んだ経緯について、改めて検証する考えを示した。さらに、デザインコンペの審査委員長でありながら7日の有識者会議を欠席した建築家の安藤忠雄氏に対して、「ザハさんの案を選んだ理由を堂々と説明してほしい」と求めた。