機械受注2か月連続減 基調判断を下方修正
民間企業の設備投資の目安となる7月の機械受注が、2か月連続で減少した。内閣府は基調判断を「足踏みがみられる」に下方修正している。
内閣府が発表した、7月の機械受注統計によると、企業の設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除いた民需」は、前月より3.6%少ない8056億円で、2か月連続のマイナスとなった。
これは、通信業で携帯電話基地局の新規開設が一段落したことや、電気機械産業でコンピューターの受注が減ったりしたことなどによるもの。
内閣府は7月の基調判断について、先月までの「持ち直している」から「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に下方修正した。