2か月ぶりマイナス 7月の景気動向指数
7月の景気動向指数は、景気の現状を示す指数が2か月ぶりにマイナスとなった。
内閣府が発表した7月の景気動向指数によると、景気の現状を示す「一致指数」は112.2と、前の月と比べて0.1ポイント下がり、2か月ぶりにマイナスとなった。
中国向けのスマートフォン関連部品の生産が、新型商品の販売を前に端境期を迎えた影響で減少したことなどが主な要因。
また、景気の先行きを示す「先行指数」も、新設住宅着工床面積が大きくマイナスになったことなどから、1.6ポイント下落し、104.9となった。
内閣府は景気の基調判断を「足踏みを示している」と据え置いた。