立憲民主党の新たな代表に野田佳彦元総理大臣が選ばれたことを受けて、経済三団体の一つ、経済同友会の新浪剛史代表幹事がコメントを発表した。

新浪氏は、「政権交代も見据えて国家像示し」「政治改革実現に向けた強力なリーダーシップを」と求めた。

「野党第一党である立憲民主党の代表に求められる役割は大きい。野田新代表には、内閣総理大臣を務めた経験や知見を活かし、政権交代も見据えて国家像を示し、重要課題について政府・与党に対案を示していただきたい」、「国民の政治不信の払拭は、与野党の垣根を越えて、今後の国会運営において解決すべき重要課題である。(略)政治改革の実現に向けて強力なリーダーシップを発揮することを期待する」としている。

政策については、特に「デフレからインフレへの移行を踏まえた新たな政策」「令和の時代に即した雇用」「デジタル化の進展を見据えたエネルギーの安定供給」などについての活発な論争を求めた。