立憲民主党の新代表に野田佳彦元総理 決選投票で枝野前代表に勝利
立憲民主党の代表選挙は決選投票の末、新しい代表に野田佳彦元総理大臣が選ばれました。中継です。
野田元総理が枝野前代表との決選投票で勝利した瞬間、野田氏は会場全体に深々と頭を下げ、会場から大きな拍手が湧き上がりました。
立憲民主党・吉川選管委員長「ポイント数が多数である野田佳彦さんが立憲民主党代表に当選されました」
立憲民主党の代表選挙には、野田元総理、枝野前代表、現職の泉代表、当選1回で唯一の女性候補である吉田衆院議員の4人が立候補し、23日午後、投開票が行われました。
1回目の投票では、どの候補も過半数をとることができず、野田元総理と枝野前代表の上位2人による決選投票にもつれ込み、最終的に232ポイント対180ポイントで野田氏に軍配があがりました。
野田新代表は選出後、政権交代への意気込みを改めて強調しました。
野田佳彦新代表「みんなの力を合わせて、心を合わせて、打倒自民党に向かっていきたいと思います」
今回の代表選では、単に立憲民主党のリーダーを決めるというだけでなく、早ければ来月にも衆議院の解散・総選挙が行われるとの見通しが広がる中、「政権交代を実現できるリーダーは誰なのか」が問われていました。
そうした中で、民主党政権時代に総理大臣を務めた実績と、安定感のある答弁などが評価され、野田氏が国会議員や党員を中心に多くの支持を獲得した形です。