職場や生活環境を快適に…楽天が新社屋公開
楽天が14日、東京・世田谷区にできた新しい本社ビルをメディアに公開した。
三木谷・楽天社長「(新社屋移転で)経営のやり方、従業員の働き方に革新的な流れを作っていきたい」
楽天が14日に公開したのは、東京・二子玉川駅近くに誕生した新社屋。三木谷社長と佐藤可士和さんがデザインを監修した。移転を機に三木谷社長の席は他の社員との間に壁や床の段差がない“オープンエリア”となった。社員との対話を密にするのが狙い。
また、今まで朝・昼が無料だった従業員向けの食堂は、夜も食事が無料で提供されるようになったほか、イスラム教徒の従業員のためにハラル料理もメニューに加わった。社内には有料のフィットネスクラブや外国からのゲスト用に畳の間もある。
楽天は、都心部から自然の多い二子玉川にオフィスを移すことで、社員の職場や生活環境を快適にし、さらなる成長につなげたいとしている。