不正の影響 VW、日本での販売台数半減
排ガス規制を不正に逃れていた問題の影響を受け、ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲンの日本国内での販売台数が、半減した。
6日発表された10月の輸入車の販売台数実績によると、フォルクスワーゲンの販売台数は、約2400台で去年10月に比べて48%減った。「ゴルフ」や「ポロ」などの販売が大きく減少した。
ディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていたことが9月に欧米で発覚し、その影響を受けたもの。
日本で販売されているフォルクスワーゲンは、ほとんどがディーゼル車ではなくガソリン車のため当初は影響は限定的と見られていたが、先行きが不透明な状況となっている。