VW排ガス不正 ガソリン車でも明らかに
ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが排ガス検査を不正に逃れていた問題で、ドイツの運輸相は4日、ガソリン車についても問題が見つかったことを明らかにした。
フォルクスワーゲンは3日、これまでに明らかになっていた窒素酸化物の不正の他に、二酸化炭素の排出量でも不正が見つかったと発表した。
対象となる車は80万台に上るが、ドイツのドブリント運輸相は4日、このうち約9万8000台がガソリン車であることを明らかにした。ガソリン車が対象となるのは初めてだが、日本に輸出されたかどうかはわかっていない。
フォルクスワーゲンは新たな不正に対応するために日本円にして約2700億円の費用がかかるとしている。