農林水産品・食品“輸出額”過去最高見通し
日本の農林水産品の輸出額が今年、過去最高となる見通し。
農林水産省は8日、今年1月から10月までの日本の農林水産品と食品の輸出実績を取りまとめた。それによると、輸出額は6029億円で、前年同期比23.2%増えており、このまま進めば去年の総輸出額6117億円を超えて、過去最高になるのは確実。品目別では、台湾向けのりんごや、香港とアメリカ向けの牛肉の輸出が伸びたという。
政府は、農産品と食品の海外戦略で2016年に輸出額7000億円という中間目標を設定しているが、早ければ、今年中にこの目標を達成しそうだ。