欧米株安受け…日経平均一時900円超下落
東京株式市場で日経平均株価は一時900円以上値を下げた。
これは、前日の欧米株が軒並み下落したことが主な要因。背景には、ヨーロッパの金融機関や原油安を受けたアメリカのエネルギー会社の信用不安がある。また、アメリカが利上げできないのではないかとの見方が強まったため、1ドル=114円まで円高・ドル安が進んだことも株価の重荷となった。
一方、債券市場では、日銀がマイナス金利をさらに拡大するのではないかとの見方から、長期金利が史上初めてマイナス0.01%をつける展開となっていて、今後、預金や住宅ローンの金利が一段と低下する可能性が出ている。