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日経平均 5連騰も様子見ムードで売買低調

2016年7月1日 16:44
日経平均 5連騰も様子見ムードで売買低調

 1日の東京株式市場で日経平均株価は5日連続で値を上げた。終値は前日比106円56銭高の1万5682円48銭。

 イギリスの中央銀行総裁が金融緩和に前向きな発言をしたことや、アメリカの追加利上げが遠のいたとの見方が広がっていることからイギリスのEU離脱に伴う景気後退の不安が和らぎ、前の日の欧米株は軒並み上昇した。

 この流れを受け、東京市場でも買い注文が優勢となった。ただ、週明けの4日はアメリカの市場が独立記念日の祝日で休場となる。祝日前後に休暇をとる海外投資家が多いため、市場には様子見ムードが広がり、売買は低調だった。

 東証1部の売買代金は概算で1兆7958億円、売買高は概算で17億3592万株。