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「EU離脱ショック」週明けの東京市場は…

2016年6月27日 12:28
「EU離脱ショック」週明けの東京市場は…

 イギリスのEU離脱派の勝利を受けて、24日、東京株式市場では日経平均株価が一日で1300円近く下落したが、週明け月曜日の27日は上昇して午前の取引を終えた。

 27日の東京株式市場は落ち着きを取り戻し、日経平均株価は200円以上、上昇して午前の取引を終えた。午前の終値は1万5159円24銭。

 投資家「先週末の下げからいくらか戻ったので、そんな心配することじゃないのかな」

 先週末は、世界経済への先行き不安感から安全資産といわれる円が買われ、大きく円高が進んだ。それにより株式市場でも輸出や海外取引で企業が悪影響を受けるという不安などから、株価は暴落した。

 しかし24日には、G7(=先進7か国)による緊急電話会議が開かれたこと、政府・日銀から「介入も辞さない」というメッセージが伝わったことで、徐々に円相場も落ち着きを取り戻した。

 27日早朝のオセアニア市場は円高方向に振れていたが、為替介入の警戒感からまた円安方向に戻している。しかし、日本の景気回復は円安に支えられてきたことから、この円高水準のままでは日本経済への打撃は大きなものとなる。

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