日経平均株価70円安 円高進み売り優勢に
11日の東京株式市場で日経平均株価の終値は先週末比70円39銭安の1万5751円13銭。
11日朝の東京外国為替市場で、円相場が約1年5か月ぶりに1ドル=107円台半ばをつけた。円高が急激に進んでいるのは、アメリカの利上げのペースが緩やかになるとの見方や、日本政府が為替介入するのは難しいのではないかとの見方が広がっていることが主な要因。これを受け、輸出企業などに業績悪化の懸念が広がり、東京市場では売り注文が優勢となった。
東証1部の売買代金は概算で1兆8604億円、売買高は概算で18億2657万株。