１２日の東京株式市場で、日経平均株価は値を上げた。日経平均株価の終値は前日比１７７円６６銭高の１万５９２８円７９銭。

　前の日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、原油先物価格の上昇を受けて、一時、買い注文が広がったものの、大手企業の決算発表を前に利益確定のための売り注文が優勢となり、株価は値を下げた。

　１２日朝の東京株式市場も、売り注文優勢で始まったが、その後、外国為替市場で円相場が、１ドル＝１０８円台と朝方に比べて円安に傾いたことなどから買い注文が入り日経平均株価は上昇に転じた。日経平均株価の上げ幅は、２００円を超える場面もあった。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆８４８億円。売買高は、概算で２１億３８３２万株。