日経平均140円安 終値1万6642円
9日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は前日比140円95銭安の1万6642円20銭だった。
前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は2か月ぶりの高水準となっていた原油先物価格が下落したほか、中国の貿易に関する統計が思わしくなかったことなどから世界景気への警戒感が高まり、ダウ平均株価は100ドルあまり値を下げて取引を終えた。
この流れや外国為替市場で円相場が円高・ドル安に傾いたことを受け、東京株式市場でも売り注文が広がった。一時、1万6500円を割り込む場面もあったが、午後にかけ円相場の上昇が一服すると日経平均株価の下げ幅を縮小した。
東証1部の売買代金は、概算で2兆2806億円。売買高は、概算で22億4920万株。