無料通信アプリを運営するＬＩＮＥは１４日、アメリカ・ニューヨーク証券取引所に上場した。初日から買い注文が殺到し、終値は公募価格を２６％あまり上回った。

　ＬＩＮＥは東京証券取引所に先がけニューヨーク証券取引所に上場した。ＬＩＮＥの利用者数は、アメリカではフェイスブックやツイッターに大きく差をつけられているとみられている。しかし、将来への期待から投資家の関心は高く、買い注文が殺到。公募価格を２６％あまり上回る４１ドル５８セントで初日の取引を終えた。

　ＬＩＮＥはニューヨークと東京での上場で約１３００億円の資金を調達する見通しで、ＩＴ企業の中で今年世界最大の上場となる。

　一方、ダウ平均株価は３日連続で史上最高値を更新し、１万８５０６ドル４１セントで取引を終えた。