トランプ氏への期待感…ダウ過去最高値更新
23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、トランプ次期大統領の経済政策への期待感が根強く、60ドル近く値を上げ、前日に続き、過去最高値を更新した。
23日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比59ドル31セント高の1万9083ドル18セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は5.67ポイント下げて5380.68となった。
引き続き市場ではトランプ次期政権の経済政策への期待が根強く、買いが優勢の展開となった。この日に発表された経済指標が軒並み市場予想を上回る結果だったことも、株価を押し上げる要因となっている。翌日が感謝祭の祝日で市場が休場となるため、この日は利益確定のための売りも見られたが、結果的にダウ平均株価は2日連続で過去最高値を更新している。
市場関係者は「週末からアメリカでは年末商戦がスタートするが、その動向によっても株価は動くのではないか」と話している。