関西電力と送配電子会社に電力監視委が立ち入り検査
大手電力会社で、漏えいが禁じられている送配電子会社の顧客情報を親会社が不正に閲覧していたことが相次いで発覚した問題で、電力・ガス取引監視等委員会が、関西電力と関西電力の送配電子会社に立ち入り検査に入ったことがわかりました。
13日に両社からの報告書を受け、実態解明のためにはより深く検査する必要があると判断したということです。
2016年に電力の小売りが自由化されて以降、同じグループ内でも顧客情報へのアクセスは禁じられていました。
同様の顧客情報の漏えい問題は、関西電力のほか、東北電力、九州電力、四国電力でも発覚しています。