みずほ銀行と渋谷区 まちの課題解決目指す
みずほ銀行と渋谷区は22日、渋谷のまちの課題を連携して解決することを目指す「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」を結んだ。
渋谷区はこれまでも無料通信アプリを運営するLINEなどと協定を結んできたが、金融機関と結ぶのはこれが初めてのこと。具体的な内容は今後詰めるということだが、ベンチャー企業支援の実績を持つみずほ銀行と起業家の多い渋谷区が組むことで起業家の支援を推進していくことや、金融とデジタル・テクノロジーを掛け合わせた「フィンテック」などの新しい分野での連携を考えているという。
また、銀行の持つ顧客のコネクションと自治体の持つ様々なビッグデータを活用することで個人と個人、会社と会社などをつなぐ役割も果たしていきたいとしている。渋谷区とみずほ銀行では個人情報の保護をはかりつつ、連携を深めていきたいとしている。