iPhoneX“販売低調”ダウ続落に影響
26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、新型「iPhoneX」の販売が低調だと伝えられたIT大手アップルが売られるなどして、ダウ平均株価は続落した。
26日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前週終値から7ドル85セント値を下げ2万4746ドル21セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も23.71ポイント下げて6936.25で取引を終えている。
台湾のメディアが新型「iPhoneX」の販売が低調だと伝えたことで、この日、アップルは大きく売られた。しかし、原油価格の上昇によってシェブロンなどのエネルギー関連株が買われたほか、年末商戦が好調と伝えられたことでホームセンター大手ホーム・デポなどの小売関連株も買われ、全体的な下げ幅は小幅に収まっている。
市場関係者は「年内のイベントや大きな経済指標の発表は終わっているため、大きな値動きはあまりないのではないか」と話している。