アメリカ・ラスベガスで家電見本市が始まるのを前に大手メーカーは８日、人工知能や自動運転を取り入れた最先端の技術を発表した。

「トヨタ自動車」が発表したのは自動運転の技術を活用したサービス業向けの電気自動車。１台の車を配送用として使えるほか、形を変えて移動型の店舗としても利用できる。トヨタではネット通販大手「アマゾン」などと提携して、こうした車を東京オリンピック・パラリンピックで使いたいとしている。

また、韓国の家電メーカー「ＬＧ」は洗濯機やテレビなどの家電にＡＩ（＝人工知能）を活用した新製品を発表した。利用者の好みを学習しエアコンが好みの温度を自動的に設定したり、冷蔵庫が料理のレシピを紹介したりするという。

家電見本市はラスベガスで９日から開かれる。