×

「情報銀行」事業参入へ実証実験

2018年7月18日 21:55
「情報銀行」事業参入へ実証実験

三菱UFJ信託銀行は、個人の健康状態や商品の購買履歴などの情報を預かり、それを民間企業に提供する「情報銀行」事業への参入を目指し、実証実験を開始すると発表した。

三菱UFJ信託銀行は、個人の情報を預かり本人の同意を得たうえで、企業に提供する「情報銀行」と呼ばれるサービスへの参入を目指している。

このサービスは、個人がスマートフォンのアプリで、提供してもいい自分の健康状態や買い物記録等の情報と提供先の企業を選択し、「情報銀行」を通じて情報を企業側に提供するというもの。企業側からは情報の対価として、金銭やサービスを受け取る仕組みになっている。企業は個人の様々な情報を分析し、商品開発やマーケティングにいかすことができるとしている。

三菱UFJ信託銀行は「情報銀行」の実用化にむけ、来月から1000人規模で実験を始める予定。